2015年1月17日土曜日

正しい板の割り方

こんにちわ。立石です。

スケートDVDを見ていると気軽にパンパン割られているデッキさんですが、実は割るにはコツがいることを経験者ならばご存知のことと思います。

割りたい時に割れない、などどいう辛い思いを皆様がなさらないよう、正しい板の割り方を説明致します。

デッキの中心にゴッドフットを振り下ろすのみです。
力の発生源は太ももです。力の放出点はカカトがベストです。放たれた力はデッキの中心へ。
太ももとデッキの間には、衝撃を吸収する機構として膝と足首があります。二つの機能は完全にOFFにしてください。フル固定推奨。
振り下ろす足の高さが高いほど、威力が強くなるかもしれませんが、そうすると本能が衝撃吸収機をONに自動切り替えします。
実は高さは入りません。板とカカトの間に少しスキマができる程度にしてください。足首と膝さへ固定しておけば、ある程度の力で割ることができます。

子供達は体重が足らず割るのに苦労すると思いますので、親にお願いして割ってもらいましょう。親子は助け合いが大事です。

デッキを割る行為が悪であるとは一概には言えません。
常に自分の限界点を刺激し続ける私達スケーターは、限界突破ミスによる精神崩壊寸前のストレスを板に肩代わりしてもらわなければならないときがあるからです。
板か自分の二択。壊すなら板です。

先月、妖怪不祥事案件で言うところの「キッズのデッキをぶん投げたあげくに割って返す」を起こしてしまいました。
反省しています。横で見ていた親に一言「今から割ります」と報告をするべきでした。
報連相をおろそかにするなど会社員失格でした。今後気をつけます。

正しいスケーターはキッズに寛容で優しいですが、私はかわいいキッズ以外には優しいなれません。スケボーに乗っているキッズは全員かわいいです。でもデッキを意味もなく投げ続けるスケーターは全然かわいくありません。




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